小学生の算数。
「侮るべからず」
何も中学入試に出るような難問の話ではありません。
もっと簡単な、
小学校で普通に習う算数。
中でも教えていて、
意外にも劇的な効果があるのが、
「引き算の筆算」
(それくらいだれでもできるだろ…)
と思われるかもしれません。
でも、
侮るべからず。
「やり方が分かっている」
と
「ちゃんとできる」
では正確さ、速さに大きな差があります。
実際には苦手な子が多い割り算の筆算。
それもこの引き算が何度もでてくるから割り算ができない子も多いのです。
あとは約分。
こちらも
「簡単なものならできる」
とか
「時間をかければできる」
という子も多い。
でも、約分や筆算は本当に何度も何度も出てくるのです。
そして、塵も積もれば…
ということになります。
結局、計算力は単純な頭の良さ以上に
「工夫」
や
「知識」
だったりするのです。
いわゆる
「塾でしか教えないもの」
から
「生徒のために独自に考え出したもの」
まで、
色んな計算の工夫を教えています。
昨日の5年生、
引き算の筆算を教えると
凄く良い表情✨を見せてくれました。
勉強を教えていると生徒が時折見せる
「すげ~(*゚Д゚)」
の顔ですね。
実際去年の5年生(現6年生)にも教えていますが、
この子たちは最初、
「どういうやり方??(。−`ω−)ン?」
と首を傾げてしまうような計算の仕方でした。
しかし、本人たちはその計算方法しか知らない。
それが普通だと思っている。
途中、あまりにも引き算が足を引っ張るため、
途中で私が発狂し、
(イメージです。)
(生徒は爆笑。)
やり方を全員直し、
現在では安心して見てられる状態になりました。
(イメージです。)
(平和が訪れました。)
学校での教え方は、
先生によって大きく違います。
言い方は悪いですが、
当たりはずれがあります。
実際に現6年生の子たち。
入塾前は
「算数が苦手」
という子が多かったですが、
蓋を開けてみればみんな知らないだけ。
教えればどんどんできるようになる子たちでした。
「塾にはいつから入るのが良いか」
という質問は良く聞かれることではあります。
答えるのが難しい質問ですが、
「早くから塾に入ることの大切さ」
を感じる時ではありました。