TOP進学塾 豊田教室のブログ

ー日野でTOPになる!ー

「読解力」をつけるために

こんにちは、りくです。

 

「読解力ってどうしたらつくの?」

生徒、保護者様から私宛てに最も多く質問をいただきます。

今日は、読解力とは何か、読解力をつけるために意識していることをご紹介します。

真面目モードです笑(`・ω・´)キリッ

 

「読解力」とは

読んで意味がわかる、書いた人の意図や気持ちがわかる力のことです。これは大人になっても本当に大切な力ですね。とはいえ一口に読んでわかると言っても、実際は様々な力が求められています。全てを余すことなく語りたいところですが、ここでは大切な3つのベースに絞って簡単にお話しすることにしましょう。

 

①語彙力・教養力

「語彙」とは、日本語の構造や修辞法も含めて、自分が正しく使える言葉の量のことです。「教養」とは、人は未知のものを理解するときに、それまでの自分の経験や知識と照らし合わせて理解するのですが、そのベースになる「自分の経験や知識」のことです。両者とも暗記して身につく部分もありますが、多くは実体験して自分に刷り込まれるものです。どちらも読解の基礎になる力ですね。

 

②感じる力・想像する力

「感じる力」は、小説の情景や人物の気持ち、論説や随筆の筆者の思いなどを文章から感じて共感する力のことです。「想像する力」は、文章を読んで頭の中で想像し、イメージを膨らませる力のことです。もちろんやりすぎて妄想してはいけませんが、言葉にならない思いや心の機微を感じることが大切です。これらは自らの嬉しい、楽しい、悲しい、感動した、などの経験から身につけることができます。

 

③考える力

「考える力」は、文章から必要な情報を見極めて抜き出し、整理する力のことです。端的に「情報処理能力」といえるかもしれません。これは自分で考え、悩み、発見する経験を通して養われます。このとき②の力は、何が必要な情報なのかの判断基準の一つになります。

 

このように、を土台としてを合わせて読解力になっていくのです。

お気づきかもしれませんが「考えて解け!」「想像しろ!」と言われても、このベースがないと無理なんです。

何を考えたらいいかわからない、そもそも何言ってるかわからない、よくあることです。

 

「読解力」をつけるために

ですから私はこのベースを作るところから始めています。

漢字テストは行いつつ、文法や慣用句、言い回しなどを取り上げたり、文章のテーマについて語り合う時間を設けたり…細かい取り組みを挙げるとキリがありませんが、意識していることは「一人一人の思考に寄り添うこと」「自分で発見し感動する(経験する)こと」です。

 

私は伴走者であり、生徒が主役です。

私の授業はとても頭を使うので、みんな疲れるようです。笑

それでも豊田の生徒たちはみんな素直で、「〇〇ってこういうことだと思う」「〇〇は△△だと思ったんですけどどう思います?」「テレビで言ってる言葉がわかるようになった」など、ぐんぐん賢くなっています

 

もちろん読解テクニック(ディスコースマーカー、二項対立など)もしっかり教えますが、豊田の生徒たちの強みは、テクニックを使う自分の力を強くする勉強をしているところです。

 

もっと賢くなって、ホンモノの読解力をつけていきたいですね。