ゴミ箱を設置しました。
(恐ろしく映えない写真。笑(´∀`*))
自分は生徒用のごみ箱には反対派でした。
「ごみは持ち帰る」
というのが基本だと思っているからです。
「ゴミ箱を置くとに町が汚れる」
という話もあります。
ただ、それを上回る置く理由ができました。
(やってみて良くなかったらすぐ止めますが…)
理由の1つは、
消しかすを放置、もしくは下に捨てるのが嫌で、
先生が使っているゴミ箱に許可を得て捨てに来ている生徒がいるということ。
(こういう子たちは素晴らしい。ブラボー(゚∀゚ノノ")
もう1つの理由は、
テスト用のスペースと机があるのですが、
そこは複数人が使うことがあるということ。
つまり、自分の消しかすが残った状態で、他の人に使わせる。
もしくは、他の人の消しかすが残った状態で、自分がその机を使うことになる。
これらの理由から
「消しかすに用途を限定」
で、ゴミ箱を置くことに決めました。
(何でも捨てて良いわけではないです。)
ちなみに、これを聞いたときの生徒の反応は大きく分けて2通りです。
1つは
「えぇ~、めんどくさいな。」
か
「良かった~、そっちの方が嬉しい。」
です。
反応は瞬間的、自動的なものだったと思いますが、
「どちらの人に好感を持つか」
「どちらの人になりたいか」
というところです。。
私は、
「自分さえ良ければよい」
という考えが嫌いです( ˘•ω•˘ ) 。
塾に限らず、
「使わせてもらった物(場所)をきれいな状態で返す(出ていく)」
というのはとても大事なことです。
実際、少しの手間でも、
他の人の気分も良いし、
きれいにした本人の気持ちも良いものです。
(やらされているという意識でないことが大切ですが)
例えば、路上にたばこを平気で捨てていく人がいます。
(排水溝に隠すように捨てたりとか)
たばこに限らず、平気でその辺にものを捨てていく人もいます。
私は生徒をそういう人にしたくはありません。
そういう人は想像力が足りないと思うのです。
「自分の行動の結果がどうなるかを考えない」
もしくは
「わかっているのに目を背ける」
自分が楽ならいいやと思っているのではないかと思います。
たばこは有毒です。
公衆衛生上重大な懸念がある10の化学物質
に分類されるものが3つも入っています。
その有害物質が、
雨や川、下水道を通って海に流れていき、
海を汚し、海の生物を殺します。
また、その汚れた水は
雨として私たちの皮膚から体に入る、
汚染された魚を私たちが口にする、
など、より悪い形になって私たちに返ってきます。
(このようにたばこが水に溶けた場合、普通にたばこを吸うよりも何倍も人体に悪影響があります。)
「自分のしたことに責任を持つ」
ということを意識する事。
たかがゴミ箱。
ですが、
こういう小さなことから子どもたちの意識を変えていく、
当たり前にしていくことが大切だと考えています。
何か壮大な話になりましたが…
塾内に限らず、
使うものは大切に、きれいに使える人になっていきましょう。
そしてこの話を聞いた塾生はみんな積極的に捨ててくれるようになりました。
(相変わらず素直で良い子たちばかりですね。| ‾᷄ω‾᷅)و)